アカデミー賞の外国語映画賞部門、新藤兼人監督の「一枚のハガキ」が出品

来年2月に授賞式が開かれる米アカデミー賞の外国語映画賞部門に、日本から新藤兼人監督(99)の「一枚のハガキ」(公開中)が出品されることが7日までに決まった。世界各国の出品作の中から来年1月、ノミネート作品が発表される。

 申請があった22作品の中から、日本映画製作者連盟の外部選考委員7人が選んだ。映画評論家の品田雄吉選考委員長は「新藤さんの長いキャリアの到達点として、他の作品と比べてずぬけていた。99歳の監督の最後の作品がアカデミーで、どう受け止められるか楽しみ」と話している。

 関係者によれば、「八日目の蝉」(監督・成島出)や「ダンシング・チャップリン」(監督・周防正行)などが候補に挙がったという。昨年は「告白」を日本代表に選出、最終候補の9本まで残った。「おくりびと」(監督・滝田洋二郎)は09年、外国語映画賞に輝いた。

 「一枚のハガキ」は、国内の現役最高齢監督である新藤監督の戦争体験に基づく物語で、一人の兵士の死がもたらす家庭の崩壊と再生を描いている。監督は「最後の作品」としており、昨年の東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。 製作の近代映画協会も、この朗報に大喜び。新藤監督は9日、東京・銀座テアトルシネマでヒット御礼の舞台あいさつで登壇予定。ファンに報告することになりそうだ。
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by enni2011 | 2011-09-08 11:43 | 映画