「SMAP」、人民大会堂で会見を行った

【北京15日】16日、北京工人体育場で初の海外公演に臨む人気グループ「SMAP」が、日本の国会議事堂に当たる人民大会堂で会見を行った。元外相の唐家セン(とう・かせん)氏の出迎えを受け、木村拓哉(38)は「勝手に『国賓級』って気分になってます」と興奮。現地の記者約150人が詰めかける“熱烈歓迎”に、中居正広(39)は「(公演が)アジアが一つになるきっかけになれば」と、抱負を語った。

 さすがの国民的グループも緊張していた。会見場は、国賓の接待に使用される「重慶庁」という大広間。黒いスーツに黒のネクタイ姿のSMAPが足を踏み入れようとした瞬間、草ナギ剛(37)がカーペットでつまずいた。苦笑いの5人を100社、150人の報道陣は笑顔で出迎えた。

 安全面の問題や日中関係の悪化により、2度の延期の末、ようやく中国入りした5人。報道陣は身を乗り出すようにしてカメラを向けた。16日のコンサートへの意気込み、結成から20年間の思い出、日中友好、東日本大震災についての質問が相次いだ。「明日のライブは僕らの年表を作るなら間違いなく太文字になると思います」と中居。木村は「もう少し(来年)で日中国交正常化40周年ですが、僕らのこういう活動が前祝いになってくれたら」と訴えた。

 会見終了後は、日中友好に関する委員会の座長を務める唐氏と会談。自身の妻がSMAPファンであることを明かした唐氏は「中国にはファンが多く、チケット入手が一苦労」と説明。流ちょうな日本語で中居に「長い間、NHK紅白歌合戦の司会をされているので顔をよく拝見してましたよ」。木村には「ご高名はかねがね聞いてます。数え切れないほどの女の子がねえ…」と笑顔で語りかけた。木村は「(中国に)入るまではすごく緊張したけど、こっちのマスコミの方がすごくフレンドリーで気が和んだ。こっちが来させてもらっている側なのに、勝手に『国賓級』って気分になってます」と、想像以上の歓迎に声を弾ませた。

 14日に北京入りした際、空港には約500人のファンが出迎えた。コンサートには約4万人のファンが来場予定で、ヒット曲「世界に一つだけの花」や中国語の歌も披露する予定。「日中だけでなく、アジアが一つになるきっかけになれば」と中居。温家宝首相からは「訪中公演を心から歓迎する」とのメッセージも。「1回だけでなく上海でもやりたい。国の大きさと同じくらい可能性がある」。木村は今後も中国での活動を継続させる思いを披露した。
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by enni2011 | 2011-09-16 09:30 | 音楽